【浦臼町人口ビジョンおよび総合戦略】

全国的に少子高齢化が進行している中、人口減少に歯止めをかけ、目指すべき将来の人口展望を設定するとともに、魅力と活力あるまちを実現するため、まち・ひと・しごと創生法に基づき、「浦臼町人口ビジョンおよび総合戦略」を策定しました。
今後は実現すべき成果目標を達成させるため、具体的な各施策・事業を推進し、毎年度「浦臼町総合戦略審議会」においてその効果を検証しながら必要に応じて見直しを行っていきます。

• 第２期浦臼町人口ビジョン
• 第２期浦臼町総合戦略

計画期間

令和４年度から令和６年度（３年間）

総合戦略の趣旨

少子高齢化の流れの中で、地方においては担い手である若者の減少や地域の賑わいの喪失などの問題が顕著となっており、定住促進を図ることは大きな課題となっています。
人口減少問題を克服するためには、町が置かれている状況を把握し独自の施策を展開すること、そして町の地域資源を活用し町の魅力を高めていくことが今後、重要となってきます。
本町が選ばれるまちづくりを進めるためには、住んでいる方々が地元を愛し、誇れるような魅力ある町であり続けることが必要であり、時代に合わせ変化する住民ニーズを的確に捉え、国の「まち・ひと・しごと創生総合戦略」に基づき、独自の施策を展開し取り組むことが必要です。

国の基本方針

国の「まち・ひと・しごと創生総合戦略」においては、人口急増・超高齢化という我が国が直面する大きな課題に対し、政府一体となって取り組み、各地域がそれぞれの特徴を生かした自律的で持続的な社会を創生することを目指します。

人口減少を克服し、将来に割って成長力を確保し、「活力ある日本社会」を維持するため、４つの基本目標と２つの横断的な目標に向けた政策を進めます。

【基本目標】

• 稼ぐ地域をつくるとともに、安心して働けるようにする
• 地方とのつながりを築き、地方への新しい人の流れをつくる
• 結婚・出産・子育ての希望をかなえる
• ひとが集う、安心して暮らすことができる魅力的な地域をつくる

【横断的な目標】

• 多様な人材の活躍を推進する
• 新しい時代の流れを力にする

 

浦臼町の基本目標のイメージ

【基本目標1】地域資源を活かした雇用確保・産業育成

本町の基幹産業である農業を守るとともに、観光業・商工業との連携を深め地域資源を活かした新たな産業の創出に努めます。

【基本目標2】浦臼町ファンをつくり、人・モノの流れをつくる

本町の豊かな自然環境を活かした滞在型観光や地場農産物による新たな特産品開発などに取り組み、町の魅力発信に努めます。

【基本目標3】若者の家族づくりを支援する

地域を担う若者達が幸せな家庭を築き、豊かな自然のなかで健やかに安心して子育てをすることができる環境を整え、本町の特色を活かした教育の推進に努めます。

【基本目標4】高齢者や移住者が住みやすい地域づくりの推進

人と人をつなぐコミュニティの形成により、住み慣れた町で安心して住み続けることができる環境を整えるとともに、医療や公共交通の充実を図り暮らしやすい地域づくりを推進します。