新年明けましておめでとうございます

町民の皆様には健やかに新年を迎えられましたことを心からお慶び申し上げます。日頃より、町政の推進に対し深いご理解とご協力を賜り、心より厚くお礼申し上げます。

さて、昨年は極端に降雪量が少なく過ごしやすい年明けを迎えて喜んでいたのも束の間、新型コロナウイルスの感染が札幌雪まつりの時期を境に急拡大となりました。以後の経過は皆様もご承知のとおり世界的な感染爆発へと発展し、夏場にいったん収束の気配を見せたものの、寒冷期を迎え今はまた再拡大の最中にある状況となっています。海外でのワクチン投与がようやく始まったばかりで、まだしばらくは不自由な生活が続くことになりますが、かっての日常を取り戻すため皆様とともにこの困難を乗り越えていきたいと思います。

コロナ関連のニュースが連日大きく報道され、他の案件が目立ちにくい年となりましたが、昨年は熊本県を中心とした九州地方と中部地方に豪雨災害が発生し、甚大な被害をもたらしました。コロナ禍の中での災害対応に現地の方はたいへんなご苦労をされたことと思いますが、これを対岸の火事とはせず今後とも防災体制の強化充実に努めてまいります。

本州での自然災害の厳しさに比べ北海道では大きな被害もなく、農作物全般にとりましては豊穣の年となりました。特に中心となる水稲につきましては、やや干ばつ気味の時期もありましたが8月以降順調に推移し、最終的に作況は107の良、食味も整粒歩合も良好という結果となりました。これもコロナの渦中にあって様々な制約を受けながらも、不断の努力によって得られた成果だと思います。次年度以降の作付けに不安は残りますが、まずは豊作に感謝し、今後はスマート農業や農業の効率化、農地再編など農業全般の底上げを図ってまいりたいと思います。

浦臼町は昨年町制施行60周年を迎えました。その間、戦後の高度経済成長、平成のバブル期から失われた20年へと続く大きな変動を経て、今はまた人口減少、少子高齢化の嵐の中にいます。さらにコロナ禍も加わり一層先の見通しにくい情勢となってきていますが、職員一丸となってこの難局に取り組んでまいりますので、町民の皆様の深いご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

結びとなりますが、皆様のご健勝と1日も早い日常生活の復活を心より念願いたしまして、新年のご挨拶といたします。

 

令和3年1月1日
浦臼町長 川畑智昭